試聴を繰り返しながら対策も完了していますが、あまりの音の変化があったのですね。
先のiPhoneSE録画のYoutube投稿でも傾向は分かると思うのですが、とにかく重低音が伸びています。
ほぼ同一条件で改善前とf特性を比較しました。
赤グラフが改善後です。
1,000〜4,000Hzがフラットになり、200以下も改善が見られます。
左右ユニット共に同じ効果が確認出来ました。
Youtubeに2013年の付録CDからトッカータとフーガを追加しました。
昨日の改良点を整理しておきます。
1)サーモウール吸音材の少量追加
→定在波対策(元々それほど気にならない)
2)ユニットフレームの制振板鉛貼り付け
→フレーム共振対策(1000~4000Hzのフラット化に貢献)
3)付属パッキンをエンクロージャーに貼りユニット締め付けを少し弱める。
→フレーム共振対策、ユニットのフローティング
(重低音を含めたフラット化に貢献しているでしょう)
4)インシュレーター用袋ナットの大型化
ステンレスM6→M10
→コレの効果はもう少し試聴が必要(そのうちに比較測定もしてみましょう)
それぞれをビフォー・アフターで確認してはいないのですが、効果が大きいのは 2)3)でしょう。
自作の参考にして下さい。