オーナー様と一緒に従来エンクロージャーとの比較測定を行いました。
まず、新エンクロージャーでの不具合は無いか確認。
とんでもない不具合は無さそうですが、2.3KHz付近のディップが気になります。
原因を探るためにTweeterユニットを交換(茶グラフ)してみた
2.3KHzのディップは変わらず。ユニット特有の癖かも。
次に、クロスオーバネットワークにバッフルステップ補正回路を追加(赤グラフ)
※バッフルステップ⇒高域に向けて▲6dBで減衰させる回路。
正常に機能していることが確認できた。
ただし、500Hz付近のように▲6dB以上減衰しているように見える。
★赤グラフ50Hz以下はエアコンのノイズでしょう。
<バッフルステップ回路の参考サイト>
バッフルステップ補正のススメ その1/2 - Hippo日記
True Audio TechTopics: Diffraction Loss
試聴音源を聴きながら、バッフルステップの有り無しの比較試聴を行ったが、無しで良いような印象でした。
再度ユニットの健康診断と必要ならレストアを行い、吸音材の量や種類を変えながらオーナー様にて改善に取り組まれます (^^)
<きょうの夕焼け散歩>
雲が無いので、こんなもんですね。
明日は、アナログ用ケースに取り組む予定です (^^)/