さきほど、那須山さんから質問がありましたので、ちょっと勉強をしました。
1年半ほど前に遭遇した、デジタルチャンデバとPCオーディオの接続トラブルについて思い出しながら
ここに整理しておきます。
<トラブルの内容>
CDやDVD品質、そして96KHz程度のサンプリング周波数なら気持ちよく音楽が聴けるのですが
ハイレゾでも192KHzくらいになってくると音が途切れたりすることがありました。
接続する自作ケーブルの問題かも・・・と予測を立ててみました。
<対策前>
ケーブルはAES/EBU デジタルケーブル 110Ωで RCA-XLR変換ケーブルを自作
どこのサイトで調べたのか2年前のことで記憶が定かではありません。
※XLR側1番は、シールドのために接続しますがRCA側ではオープンとしています。
<対策後>
変換ケーブルをやめて、プロの製作した専用ケーブルを購入して入れ替えたところ、
予測は的中し。 ハイレゾ192KHzでも音が途切れる問題が無くなりました。
その時のブログがこちらです。http://blogs.yahoo.co.jp/bamboo_bun6/35214101.html
★DDCとデジタルチャンデバの接続をする、ケーブル選択は重要です。
ハイレゾデータ伝送はXLR端子での平衡伝送が安心でしょう。
<おまけ>
そして、110Ω→75Ωインピーダンス変換機器が存在します。
どうしても、S/PDIF機器との接続をする場合は、これを使用するのが正しいでしょうね。コネクタ形状の問題だけではないのです。
★そうすると、1年半前の原因はインピーダンスの不整合だったかもしれませんね。
参考にしてください。
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ちょっとググれば、勉強できますから、便利な世の中ですね~
平衡接続 - Wikipedia より
平衡接続(へいこうせつぞく、balanced line)とは、音響・有線通信回線で、等長、等間隔の2本の電線を利用して電気信号を送る方法で、1本の線に元の信号を、もう1本の線に位相を反転させた(逆位相の)信号を送る(信号が平衡関係にある状態)こと。 差動信号 (differential signaling) ともいう。 2本の電線はどちらも接地されない。耐ノイズ性能が高い伝送方式である。
高周波ICにおける平衡接続
高周波ICは様々な制約により、十分に低い接地インピーダンスが得られないことがあり、その場合、接地電位を基準として信号の授受をおこなうと十分な性能が得られないというような問題が生じる。信号の授受を接地電位によらない平衡接続とすることで、問題を解決した高周波ICが近年増えてきている。
通信用語の基礎知識のサイトはこちらです。 http://www.wdic.org/w/CUL/AES/EBU