フッターマン H-3 OTLアンプ
調整③ 視聴しました
今日は2月29日、うるう年ですから1日儲かった感じですので、仕事は休養日にしました・・・・、というわけで、朝から細部の調整に取り掛かりました。
↓写真:測定調整風景
出力を少しあげるため、主電源をトランスで1段アップしてAC265Vタップに変更、Sg電圧をソケットのSg点で220Vまでアップ(約7Vアップ)、、規定電流の200mA/2本分に調整、「6HJ5」を差し替えてうまくバランスが取れるようになりました。
この状態で最大出力は18W/8Ω/1kHzまでアップ、16Ωでは倍の36W程度までアップします。
参考にした文献より出力が小さいですが、他の特性はほぼ同じとなりました。文献より電圧を下げた分、最大出力は下がりましたが、欲張る必要がないのでこのあたりで良しとします。
<参考文献:MJ誌1996年5月号 松岡洋三氏、森川忠勇氏>
次にひずみ率とノイズレベルの調整は、初段管「6EJ7」を選んでノイズ0.4mV、1W時のひずみ率0.05%以下になり、L/Rほぼ同じ状態になりました。
↓写真:測定器類
上から順に、出力計、オシロスコープ、ひずみ率/子電圧計(左)、信号発振信機右)、ひずみ率計
これで午前中の作業が終わりましたので、午後からエージングをかねて音を出してみました。
↓写真:視聴中
(両側の白い板は調整用の側板で、裏向けで調整作業がしやすいようにしています)
最初は小型テスト用SPをつなぎます。音は順調に出たのですが、通電1分後タイマーが働いて主電源が投入されますが、そのときにSPからポコンと音がでます。ちょっといただけませんが、気にしないで音を出してみました。
順調のようなので、メインSPにつないで視聴しました。この続きは明日に。
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