Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

懐かしのマトリックススピーカーMX-1(1)

中学卒業後、私は田舎で5年間の寮生活をしていました。楽しみはFM雑誌を買ってカセットテープにエアチェックする事でした。

1年目は大部屋でモノラルのラジカセをヘッドホンで楽しんでいましたが、2年目には2人部屋になりスピーカーはこのMX-1を(発表された直後の夏休みに)製作。アンプはラックスキットのトランジスタアンプを組んで、チューナーはトリオ。カセットデッキソニー。敢えて型番は書きませんが、お小遣いのなかで購入した安価なシステムでした。卒業の際にアンプとスピーカーは後輩に譲ってしまったので、手元には有りません。

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さて、そんな懐かしいMX-1の音をarunas001さん宅で堪能させていただきました。ユニットが高級なFE103-solで、アンプが良いから? また取り組みたくなりました。

今回は、エンクロージャーの塗装仕上げ等でお預かりしましたので、この機会に楽しませていただきます。実は、もう一つ北日本音響ネオジウム10cmユニットで組み上げたシステムも一緒にお預かりしました。

解体前のインピーダンス特性

北日本音響版のインピーダンスがそれほど低くないのが予想外でした。Rch/Lchを比較すると差異がありますね。

 

参考 軸上100cmでのf特性

インピーダンスに現れていた差異は、このf特性にも表れています。北日本音響版の低域特性は、ダクトチューニング等でもう少し改善できそうな気がします。

 

ウーファーエンクロージャー製作の合間に、下地仕上げ〜塗装を進めます。

 

MX-1の製作関連記事はこちらの「音工房Zブログ」に詳しいので参考にしてみます。

otokoubouz.info

それから、こちらのブログによると発表されたのは週刊FM(1979年)のようです。

 

小さなマトリックス・スピーカーの製作記事 – What will be, will be!! It's {HIRO}'s Blog!!

 

5volt.jp

 

配線図は、これらを試してみましょう。