Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

ダイヤトーン DS-28Bのお勉強(2)Xoverネットワーク新規製作

現物を見ていると、あちらこちら接触不良の原因だらけです。およそ50年も前の製造ですからハンダ付けや各種部品は劣化していますから新規製作が良いですね!

最終的にオリジナルの通りエンクロージャー内に収納します。また、オリジナルの合板製基盤サイズとはレイアウトを変えません。そしてコイルはそのまま使用。コンデンサとラグ端子を新品交換しました。ハイパス回路用コンデンサはフィルムへ、他は無極性電解。セメント抵抗についても要所は無誘導巻き線抵抗へ交換しています。

f:id:woodyallen:20240209170551j:image

内部配線材も新品に交換しましたからf特性にも効果が表れています。

①オリジナル改では高域用ハイパスCをフィルム4.7uFにしていましたが、元の3.3uFフィルムに変更しました。

②またATTはセレクタSWを撤去して、Mid&HighともにIncreaseとしていましたが、HighをNormalに変更しました。

※最新部品で組み直すと、ハイ上がりになり過ぎましたね。

ツィーターを4Ωユニットに交換しながら回路定数を見直してと思いましたが、ケース入りSilkDomeツィーターをMidに近い位置に設置して仮検討を行いました。

f:id:woodyallen:20240209215554j:image

インピーダンスが低くなり過ぎないように検討の結果は。。。

矢張り能率不足です。あと5dB高ければ。。。暫く棚上げ。活用方法を検討します。