自作フッターマン H-3 改造(5)
出力管を「6HJ5」から「JJ-EL509S」に交換
寄生発振対策
昨朝から対策して正常になりました。対策は出力管「JJ-EL509S」のSgとK間にディップマイカ300pFを取り付けて解決。定番の対策でしたが効果てきめんでした。
ここは1000pFが望ましいのですが、手持ちの関係で300pFで間に合わせました。
それにしても、フェライトビーズを沢山入れたが効果はあったんだろうかな?
<周波数特性>
OTLでは文字通りOPTがありませんので、それに左右されませんから、素直ないい特性になります。
<歪率特性>
最大出力は40W前後となりました。LRで差がありますが、特性がそろった球をLCHにつかったからでしょう。球が8本しかありませんので、この状態でOKとします。
測定してませんが、負荷抵抗16Ωでは最大出力は60Wを超えるでしょう。
歪率そのものは最大出力付近まで0.1%(1kHz)以下と低歪率です。
10kHzの歪率が高いように見えますが、これはフッターマン回路の特徴です、悪く見えても0.5%以下に収まっています。
これで出力管の交換作業を終わりますが、「JJ-EL509S」4ペアの投資価値はありました。
再生ラインに繋いで試聴してます。
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