Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

フッターマン H3-EL509S OTL(1)arunas001さんYahooブログより

arunas001さんのYahooブログ移行が上手くいかず、一部を救済しました

自作フッターマンH-3 OTL 改造

j自作フッターマンH-3 OTL 改造(1)
 (JJ EL509S)




「フッターマン OTL」 を点検してきましたが、その最後に自作H-3の出力管「6HJ5」を「JJ EL509S」に交換します。
この「JJ509S」はプレートがUSソケットの3番ピンに引き出されており、他のオーディオ用出力管と同じ接続になっています。OTL用を意識してつくられたように感じますが、何故かMJやRG誌にはこのタマを使ったアンプ製作記事を見かけません。何か問題を孕んでいるのかもしれませんが?
ともあれアンプに装着して様子を見ようと思います。うまく行けば出力倍増が狙えます。
電源は「EL509」を意識して製作してありますのでタマの交換作業ですみます。心配なのは発振対策ですが、留意して作業しましょう。




その手始めに手元の8本の「JJ EL509S」、もともとペアチューブということでしたが、測定してみました。
結果以下の通りです。
 
 
 
元のペアは1と2、3と4、5と6、7と8です。測定条件が違えばペア特性が変わるので仕方が在りません。
8本のうち3ペアは取れましたが、8番の1本が継子になってしまいました、これをどうしましょうか?
他の3ペアはまずまずというところです。 
しかし、販売店のペアはあまり当てにできませんね。
 
改造前の自作フッターマン H-3



 
 

        

今年の製作予定アンプ

今年の製作予定アンプ










これまで
・オリジナルフッターマンH-3(40KG6A→6KG6A)
・マグソニックH-3(40KG6A)
テクニクス20A(50HB26)
それに自作品の
・フッターマンH-1(12B4A)
・フッターマンH-2(40KG6A)
・フッターマンH-3(6HJ5→JJ-EL509S改造実施中)
の修復や見直し、改造などを進めてきました。
 
OTLはこのほかに
・40KG6A
・6AS7G
・6082
 
・6080
 
・25E5
 
・6C33C-B
 
が現存しています
 
 
今年はOTLアンプに戻って次の4台を製作予定します、余裕があれば、既製作品の改造も。
 
新作
・26LW6/26HU5(miyazaki)
・12BB14/13GB5(フッターマンH-2)
・12GB7(黒田-フッターマンH-1)
・16/21GY5(高城シングル)
 
傘寿記念
・今年は傘寿を迎えますので、808シングルも。
 
メーカ製品3点は売却して新作の資金を確保しましょう。








 

        

回路図案

製作予定回路図案
★ MC-275 ★
MC-275 の回路図を参考に製作予定回路案を作成しました。ほとんどそのままコピーですが、大きな相違点は、真空管「12BH7A」と「12AZ7」は「6463」に置き換え、EL509S・Sg電源用に別トランスを設けました。また、私の好みとして出力管電流監視用メータをつけました。
 
製作の進行上回路図案を掲載しますが、あくまで参考回路ですのでご了解ください。
図中の斜数字は参考文献に記入されている電圧値です。
 
 
 
参考文献:川上正光著「内外真空管アンプ回路図集」/p-168 
Mclntosh MC-275型75W+75W ステレオパワーアンプ
 
また、MC-275を自作された方があれば、アドバイスいただければ幸いです。
 
完成目標は9月20日、真に勝手ながら79歳の自分への誕生日祝い品です。

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