Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

SXー500ii チークボックスの初期性能測定

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いつものLinfofさんペースですが 脅威の製作スピードで進められた今回のチークボックスです。

先の投稿に写真がありましたとおりネットワークは外に出してローズウッドのケースに収まりました。
コンデンサやコイル等の回路部品は・・・当初の方針では変更しないはずでしたが
解体の際に、私が Cを一部破損してしまった為に、手持ちのフィルムコンデンサ
変更致しました。。。(申し訳ございませんでした!)

 オリジナルは 電解コンデンサ3.9μF+フィルムコンデンサ0.47μF = 4.37μF
 変更後は   フィルムコンデンサ2.2μF×2個 = 4.4μF

回路定数としては、誤差範囲にすることができました。


この新品のコンデンサや、材料、接着剤&塗装の安定がするまでは、まだまだ時間が必要ですね。
ひと月ほど、エージングをしたあとで 再度測定をする予定ですが
★接続ミス等の不具合発見の為★に現時点の特性を測定しましたので、参考にアップしておきます。


3&4枚目のリフォーム前グラフと比較してみると・・・

測定環境がまったく同じではありませんので参考程度なのですが
低域も高域も 特性が改善出来ているように見えませんか?
クロス周波数(3KHz)付近の▲6dBほどの落ち込みは、Tweeterを逆相接続することで改善出来ます。
但し1.5KHz付近の▲6dBほど落ち込みが気になりますね。

エージング後の特性測定結果を見ながら 回路定数を見直すのが良いでしょうね。


とっても勉強になりますね~ (^^)  本日は、ここ迄としておきます。

美しい外観写真や 試聴レポートは、明日のお楽しみにしておきましょう。