★オーナー様からの情報により、このユニットは Wigo 12" coaxial speaker です。Bauer社の可搬型スピーカーに使用された製品情報も見つかりますね。
一旦、高域用コンデンサを取り外してみたら、左右のユニットで、コンデンサの値が異なります。どちらが正しいのかは判りませんが、オーナー様からは4uFという情報がありました ^ ^
ひとまず、エージング試聴は10μFのオイルコンデンサに決めて、無メッキ線へ配線材変更と接続端子周りのクリーニングを行いました。
なんと!瞬間接着剤のようなもので、ラグ端子が固定されていたのには。。。びっくり。ユニット穴加工もガタガタだったことからも、前オーナーはとってもセッカチな性格だったのかもしれませんね。
暫く音楽を聴き込み、自然な音に感じますので、f特性などを測定しながら、コンデンサの値を見直す必要があるか検討しました。
1)まずは高域/低域毎にf特性の測定 & 高域用コンデンサの値を変えながら測定。
( 軸上40cmの近接測定 )
黒:Low 橙:High 緑:High_10uF 青:High_4uF ⇒ 赤:黒Low+青High逆相
※High正相接続では上手く繋がりませんでした。
※コンデンサ容量が10uFでは、コンデンサ無しと変わりません。
2)念のため軸上140cmでのf特性も確認しておきました。
※ 赤:40cm 青:140cm
先人が同等モデルをテストした際は 4uF が良かったという情報と今回の測定結果から、「4uFの逆相接続」にてエージング試聴を続けることにします。
3)最後にRchユニットとの差異を確認しました。
赤:Rch 青:Lch
※3K~5KHzの音圧差異が大きいのでコンデンサの値を変更する必要があるかもしれない。一週間程度のエージング後に判断する。
一週間後に続く。。。たぶん