フッターマン H-3 OTLアンプ
調整⑥ 現時点の最終データ
エージングがすすみましたので、今日最終データを取りました。
概ね良好な特性です。最大出力が18Wと参考文献の20Wより少ないですが、これはタマの安全を考えて出力管「6HJ5」のプレート電圧を低めに抑えたためです。
全体には調整時点とは大差ありませんが、参考にしてください。
主要特性
・最大出力:18W/8Ω/歪み率0,08%/1kHz
・1W時歪み率:0.020%/1kHz
<上記のようにクリップまで0.1%以下の小歪み率です>
・周波数特性:
10Hz;ー0.2db、100Hz;0db、1kHz;0db、10kHz;0db
100kHz:-0.7db、200kHz;ー2.5db、 225kHz;ー3db
<補正しなければ高域は450kHz付近まで伸びています>
・10kHz方形波観測:異常なし
・残留ノイズ:L/R:0.35mV/0,4mV
チェックポイントの実測電圧値は回路図中に記載しました。
視聴しようと思ったのですが、リファレンスの「6C33C-B OTL」のソケット取り替え作業をしていましたので、今日は比較視聴できませんでしたので来週末にする予定です。
↓:最終の回路図です、ご参考までに<20120312:差替えました>
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