最近ノイズに悩まされる中で、原因を特定するのに、歪の少ないリファレンスの装置は必須。
スピーカーは中古やビンテージを使用するようになって、新品購入して特性も確認して信頼して使っていたホーンドライバーと比べると、ちょっと信頼性が劣るところが、音質評価の環境としては良くないですね。
そんな理由で、新しい試聴室リファレンススピーカーにFPSユニットで取り組んでみようと思い始めました。
5年ほど前、ゴンザエモンさんからのご依頼で製作したのが最初でした。
初めて音を聴いたのは、その一年前にtakeさんのオーディオルームでしたね。
最近、ヤフオクに頻繁に中古品が出品されるようになりました。
屋外で使用されることもあり、初期性能が維持出来ているか不明。ジャンクかもしれませんね。
でも、ずっと興味はありましたので、素性の良さそうなものを入手しました (^^)
そして適当に仮の箱を用意するつもりでしたが、結局真面目に製作することにしました。
※適当な箱で間違った判断をしては、takeさんに叱られますから (^^;
スペックはFPSホームページで確認
まずは真面目に試聴用エンクロージャーを組み立て&薄く着色塗装をしました。
一晩置いてから、ユニットの取り付け。
フルレンジではチョット寂しい高域特性ですから、ひとまずVifaのツィーターを約8500Hz 6dB/octでアドオン。
しばらくエージング&試聴をしながら、製作活動の合間に取り組みます。
ポイントは以下の3点。
①箱の鳴きを上手く押さえる。
②背面の音を上手く減衰させる。
③相性の良いTweeterを組み合わせる。
上手く行きますように!
現状を、簡単に測定してみました。(パネルから150cm)
測定結果からも、とても心地良い音です。もう少し刺激が欲しい・・・かな?