Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

OmniMicV2 use long window について

先日、ゴンザエモンさんがOmniMicV2の use long window について記事を書いてみえます。

確かに反射音をどれだけ含めるかは測定の目的によって変えるべきですね。

特に試聴位置では反射音を程よくミックスして聴いているのですから。



さっそく、私の試聴環境で 測定結果がどのくらい変化するのかを検証してみました。

「デフォルト」・・・・5ms 青グラフ、 「use long Window」・・・・250ms 赤グラフ

比較測定の結果は、以下の通りです。
イメージ 1

150Hz以下 2KHz以上では変化がありませんね。
部屋の後面には吸音&拡散のためのクソ重い音調ボードが設置してあるので、その効果は大きいだろうなぁと思いますが、撤去した状態との比較測定は・・・気が向いたら・・・
いや・・そんな大変なことは止めときます m(_ _)m

参考にスピーカーから100cmの位置でのデータは以下の通り。
反射の影響は少ないようです。
イメージ 2


以上を理解したうえで、測定データと試聴の結果をシステムの調整に生かしていきたいですね。

ゴンザエモンさん、ありがとうございました!

<追記>
測定は大型システムではなく、エージング中の中型システムでした。
つまり、部屋の壁からは離れて設置されているのです。
大型システムへの切り替えを今晩行いますので、その後同様のデータを測定してみたいと思います。

<追記>50cmホーン3wayへの切り替えとエージングを済ませ測定&調整しました。
イメージ 4


赤グラフ:250ms 青グラフ:5ms
スピーカーバッフルからマイクまで250cmにて、スムージング1/3oct

しばらく これで聴いてみます (^^)
イメージ 3


<2018年7月11日 追記>
起動時の表示では use long window の表示が出てきませんね。
★画面右下の 黄色い ← → マークの → をクリックすると use long window の文字が現れます