BMS 4592Mid+4540Nd と円形ホーン
そしてTAD TL-1601a とホワイトオークエンクロージャーの組み合わせです。
ユニットは最高級。ホーンもエンクロージャーもネットワークも物量と時間とノウハウを投入。
そして試聴室の聴取位置で、ほぼフラットなf特性を得ることが出来ました。
そして、お客様のお部屋に設置して特性を測定してみると・・・いつもの事ですが、同じにはなりませんね。
原因は、部屋環境の違いによるものでしょう。
このf特性が聴取位置でフラットでない時、そして左右の特性が大きく違っても、折角の良い音楽が楽しめないのです。それは音像定位がスッキリしないという現象として現れます。
さて、どうやって対策するのがベストでしょうか?
スピーカーシステム単体のf特性は良いのに、聴取位置では良くないのは困りますね。
もし私が、簡単に解決できるノウハウを習得出来ていたら・・・コンサルタントとして商売が出来ます (^^)
お金が有り余っているのでしたら、ホール設計などを行う業者に相談しながら習得するのも良いでしょうけど。
私の経験では、「スピーカーの音と壁の反射音が耳で合成」「左右の条件を揃える」「適度な吸音と拡散」「音は部屋のコーナーに溜る」「周波数帯域によって、吸音拡散の手法は異なる」「スピーカーの間にはテレビなど反射物を置かないほうが良い」などの対策ポイントがあります。
最新の石井式リスニングルームの書籍も参考になりますね。
市販の対策のアイテムでは、最近有名な日東紡エンジニアリングの製品や、各社の吸音反射パネルがあります。そういったものも参考にしながら、満足する音に自分自身で楽しみながら対策をする。
趣味のオーディオですから、既製品を購入するよりも、DIYが良いのではないでしょうか?
野山やホームセンターで安く簡単に手に入るもので、対策しているかたは多いですから、
PCでGoogle検索すると、簡単に製作方法も入手できるでしょう。
そして改善の前後を比較評価。 お値打ちな DatonAudio OMNIMIC などは必須アイテムでしょう。
マイクスタンドは、頑丈な構造のTAMAが良いですね。
ご参考にしてください。