Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

新商品の為のホーン形状検討

これまでのfc1KHzタイプではホーン長さ6センチでしたが
外形は大きくせず低域特性を改善出来ないかを確認しました。

今回の製作は、ALTEC・TAD系 2ボルトタイプです。
昨年のTAD向け試作と同じ構造とし、これを今後の標準仕様とします。
この構造は、スロートアダプタをホーン部と接着固定してから
切削するため、ボルトの緩みによる不要な振動発生を排除出来ます。

こちらが 15センチ径 9センチ長(Karin1509) 
6センチのホーン部と3センチのスロート部で構成されています。
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クロスfを1.5KHzで使いたいとの要望から、2種のホーンを製作し比較をしています。
比較対象は 17センチ径 7センチ長 カリン集成材製(SKarin1707)
※無塗装なのと、携帯カメラなので写りが良くないです~
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この比較 1509 対 1707 によると
ホーン長さよりも外径を大きくすることで 1KHz付近の音圧アップが出来るようです。
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最後に、ホーンにED911を取り付けてみました。
全く同一条件で802ー8Dでも再測定しましたのでバッチリ比較出来ます。
(下のグラフ1507と表記されていますが・・・1509の間違いです)
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やはり パイオニアED911は素晴らしい特性ですね。
ALTEC 802ー8D との性能の違いが良く分かります。

今後のツイーターホーンはこのED911ドライバーで検聴&測定をしていきましょう。