Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

2wayマルチシステム 高域ユニットの逆相接続について

<誤記訂正>
逆相接続にしたのは・・・高域側でした (^^;  何を勘違いしたのか、疲れていたのでしょうね~。
br1670さん ご指摘有難うございました。
★画像データは差し替えしてませんので ご注意ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

性能の良いホーンがあっても、使いこなしが出来ないとモッタイナイですね。
 
最近は、高額な装置を揃えなくても周波数特性の特性ならば簡単にできるようになりました。
先日、ネットワークを製作するためにもこの周波数特性を測定しながら追い込んだのですが
当然のことですが、高域と低域の位相(極性)を変更するだけで、クロス付近の特性が大きく変化しました。
 
そこで、きょうは 自作CRチャンデバ(クロス722Hz)を使用した試聴用のシステムでも再現するか
ホーンとウーハーの位相は逆相が良いと聴感上は感じるが、周波数特性はどれだけ違うか実験してみました。
 
結果は、とても解かりやすい違いが測定できました。
 
イメージ 1
この周波数特性は、円形ホーンのマウス端をエンクロージャの前縁に合わせた状態です。
この配置は 見た目も安定感がありますから 他に悪い条件がなければ この配置で良いでしょう。
 
 
人間の耳は、こういった測定器よりも敏感です。
耳の良い方は、よく・・・〇〇Hzが☓☓dB低い などと指摘されるのですが
要するに、素直な(FLATに近い)特性で聴きなれた音楽を、 山谷の多い乱れた特性のシステムで聴くと
音楽がツマラナイことを、具体的に言って見えるのですね。
 
 
測定を行った環境は、天井高が5Mほどある大きな倉庫の一角です。
家庭の一室とは条件が異なりますが 測定時には反射による定在波の影響が少ないので
いろいろな比較評価には 違いが判別しやすく 使えるデータが収集できます。
 
 
スペースを貸してくださった、材木屋の社長さんには 「感謝」 です。
 
 
良い特性のホーン、そのホーンと組み合わせた 良いシステムを これから多くの方に送り出して行きます。
 
まだ50歳の若造ですが、ご指導をよろしくお願い致します。
 
<参考追加>
最新の試作ツイーターホーン(fc=1KHz)にTD2002を装着して大型ホーンと対決しましたが、特性は以下のとおり。
 
イメージ 2