Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

やっと特性確認が出来ました

スロート材料と製作方法の変更により25%の重量増加と聴感上の音質改善が確認できておりましたが
やっとf特性の比較が出来ました。

HN様向け 今回製作したカリンスロートタイプ
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今春に製作した ノーマルスロートタイプ IN様から借用
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1K~4KHzが若干音圧が上がっているように見えます。波形もなめらか。
9K~15KHzでは大幅は音圧上昇が見られる。 9KHzでは4dBほど。
この変化は重量増加による部分と、材質変更による部分があるでしょう。
近日中に、ノーマルスロートホーンはバッフルにマウントして重量増の予定です。
完成したら、変更前後の特性の比較をしたいと思っています。
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ついでに、今回のCRフィルター使用での LFとHFの位相について、再確認をしました。
ホーン開口部とエンクロージャバッフル面を合わせた状態で、HFを逆位相にするとクロス周波数の特性が改善できます。
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そして、CRフィルター(クロスf=361Hz)が、どの程度効いているのかも確認しました。
900Hz以下で減衰効果が確認でき、200Hzで▲7dB程度になっています。
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