Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

懐かしのマトリックススピーカーMX-1(5)試聴と測定

天皇誕生日の今朝はシトシト雨。最高気温は9℃と低めですから衣服は真冬仕様で反射型石油ストーブの前で暖かくしています。午後からは雨が上がり少し日差しが暖かくなりましたが、少し風もあり寒い一日でしたね。

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二つのMX-1が組み上がり試聴三昧でした🎵


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比較試聴での印象はきめ細やかなFostex、ちょっと刺激的な北日本音響ですね。長時間聴く場合、北日本音響版は音量低めが良いでしょう。サランネットを追加すると良さそうかな?

MX-1は、間接音が自然でシンプルな音源を聴くと、スピーカーの存在が消えてくれます (^^)


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無料試聴音源はこちらからダウンロードしました。Welcome to MA Recordings Online

 


さて、測定をしてみました。

F特性(軸上正面1m)

Fostex版(緑:Lch 赤:Rch 灰:塗装前のLch)

 

北日本音響版

 

インピーダンス(アンプ未接続)

Fostex

 

北日本音響版

 

吸音材は最終的にオリジナルは底板のみでしたが背面バッフルへも追加しています。

Fostex版のF特性の測定にて最初は背面バッフルのみ。試聴しながら底板にも吸音材を追加して変化を見てみました。追加後が青&赤グラフ

※見やすいようにRch/Lchは5dBほどズラしていますが、どちらも1k〜4kに影響が見えます。

 

またインピーダンスの測定時は、アンプは接続していない。けれどもマトリックス接続では、、、測定方法が間違いでは? と気になりますね。ダミー抵抗を追加するべき? arunas001さんに聞いてみましょう。

測定に於いては、方法に勘違いがあると可笑しなデータになってしまいますから注意が必要ですね。

 

おまけ 〜ダクトチューニングの効果確認〜

Fostex版は現状がベスト。北日本音響版はダクトを撤去するほうが良いくらいでしょう。