導入から2ヶ月、小型高性能ウーファーを追加をしてメインシステムに収まりました。
ホーンマルチの時は頻繁に測定~調整していましたが、今では聴感による調整に変わってきました。そのうちに生音(生録音源)での調整に変わっていくかな?。。。
今のところは、良い録音で不具合を見つけやすい音源を使用しながら調整しています。
良いバランスになってきましたので、ここで測定をしてみました。
ARITOさん特製のアッテネータートランスをインピーダンス変換用に使用したパラレル接続。▲10dBすることで小型ウーファーとの音圧バランスも丁度良いくらい。
くそ暑くなる前の今の時期、集中して測定し納得の結果を得ることが出来ました。
単純な極性ミスなどで迷路に迷い込むことも無く (^^;
1)シングル接続で8台のバラツキを確認(軸上約50cmでの近接測定)
新品時の特性差がどのくらいだったのか判りませんが10KHz前後の3dBの違いなどは、ユニットの取り付けガタつきの微妙な調整で変わるのかもしれませんね。
そのうちに試してみたいと思います。
2)2台パラレル、4台パラレル接続での測定
(試聴位置近く 4ユニットのセンター狙い 約150cm Lch)
ひとまず、Lchは 1A 1B 2A 2B 、Rchは 3A 3B 4A 4B としています。
3)4台パラレルでのタイムアライメント確認(4ユニットのセンター狙い 約150cm)
このWaveletグラフ。赤い部分が奇麗な円錐になることが理想ですが、7.5KHzを超えたあたりで各ユニットのバラツキの影響が出ているようです。当然ですが、測定時のマイクの微妙な高さ変更が測定結果に影響します。
4)ウーファーを追加(Xover 200Hz 48dB/oct 設置は出来る限り試聴位置に近くへ)
※ボイスコイル位置を揃えられるスタンドに変更することで、更なる改善をしたい。
一般的な木造軸組工法の10畳間では、以前の15インチウーファーによる重低音再生は、無理がありました。しかし、この小型ユニットによる構成では、心地良い重低音が味わえます。試聴会が開催できるようになれば、広い会場での効果も確認してみたいですね。
ついでに、先日製作したPC用ブビンガ製も測定しています。
2パラ(緑グラフ)では、TDLight4パラ(灰)より高能率で高域もスムーズに伸びますが、やはり4パラ(赤)が良さそうです。
高域はバッフル形状、中低域は容積拡大等の変更で改善できそうですね (^^)
楽しみは、少しお預けして工房製作活動に戻ります。