Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

超低域再生の取り組み(2)

本当は、中古のSL-1を入手して勉強すれば良いのですが、本来の性能に戻すまでに

時間が掛かる(エッジ貼替えが必須です)ので・・・やめました。

ハイ〇〇堂にジャンクがあるようなんですけどね。汚いし重いし・・・(^^;;

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由井社長の言われる、単共振の低音ではない音(特性)を出すぞーっ!!

https://www.facebook.com/100000181366905/posts/3308955612453785/?d=n

 

タモ集成材30mm厚の頑丈な試作箱を流用してササッと製作。

 

Parts expressには、こんな市販のMDF19mm厚のキット箱も存在しますが、

単なるサブウーファー構造です。

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この10インチ・サブウーファーキットの密閉エンクロージャー容積は約27L。

 で倉庫で眠っている試作箱を活用しました (^^)

 

Parts expressに注文していたユニットが到着!

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試作箱は内容積75Lです。補強材が邪魔なんです・・・

ユニットを仮置きしてみながら、SL-1と同様の奥行き方向の2分割で決定。


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ネットで見つけた SL-1 復元修理 | 蛙鳴蝉噪  の内部写真が最終判断の決め手。

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既に補強が入っている試作箱を2分割するのは、なかなか厄介でした。

でも、めげずに落ち着いて取り組みましたよ。

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ちゃんと、今後のユニット交換や吸音材調整が出来るようにしてあります。

そしてバスレフ箱なのでダクト穴を両面テープで塞いで錘を載せて圧着中です。

 

1時間ほどエージングをしてから、まずはパッシブラジエータの錘を調整。。。

調整中の詳しい写真はありませんでしたね。。。錘は一枚80gが6枚。

錘の枚数を変えながら近接測定の結果から、一番音圧が高い「錘無し」灰色グラフとします。

★まだ目指す特性には追い込めていませんので、2分割した容積の変更で調整します。

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次に、部屋の設置位置を変えて、試聴位置での測定。

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ここまで確認してから、ひとまず 橙グラフーH4 に設置して、重低音入りの色々な音源を聴いてみました。

ストラビンスキーの火の鳥、ベートーベンの第九、エンヤ、ジャネットジャクソン。。。

そして、誰の演奏か判らない パイプオルガンで スーパーウーファー有り無しを比較してみます。(しばらく上向き設置なので、安全のために110円のグリルを取り付け)

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超低音。。。これまで38cmのウーファーで再生するとガラスや床や天井がビビってました。気持ち悪いドンドコ重低音。

この「SL-1もどき」では違うんです。奇麗な超低音が聴こえます。

由井社長が言われることが、少しづつ判ってきました。

 

サブウーファーでドライブしたパッシブラジエータの奇麗な超低音の世界は

良いですよ (^^) 

 

(3)では内容積、吸音材の変更などに取り組みます。