Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

ホーンバッフルの加工詳細

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加工の流れを携帯電話のカメラで撮影した写真で記録しておきます。
1枚目の写真にテーブルソーが写っていますが
まだ調整が完了しておらず、今回はジグソーと手持ちの丸のことルーターテーブルで製作しました。
精度の良く仕上げるポイントは、正確な墨付けとベアリング付き習い加工ルータービットです。

1)サブロク板にボールペンで加工の墨付けをして、材料を切り出し
  最終仕上げホーン穴よりも3ミリ程度小さめの穴をジグソーでラフにあけます。
  穴の四隅は 1/2インチ フォスナービットであらかじめあけておきます。
2)習い加工用ルータービットをルーターテーブルにセットし
  サブロク板のさきほどの切れ端で作った定規を当ててラフな穴を
  墨線どおりに仕上げます。
3)次に45度切削用ビットを使用し、穴をきれいに広げます。
  このビットにも習い加工用のベアリングがついています。
4)ホーン取り付け穴を 1/4インチ フォスナービットを使用して
  墨付け位置に正確に穴をあけます。
5)外周の面取りを行ったら、バリ取りと墨線を消しながらのサンダー仕上げて加工は完了です。
6)着色は、水性ステインをボロ布に染み込ませながら材料に塗りこんでいきます。
  刷毛を洗うのと塗料がもったいないので、刷毛はいつも使いません。
  濃淡が出来ないように全体にまんべんなく円を描くように刷り込んでいきます。
7)写真にはありませんが、シェラックニスを同様の方法で擦り込んで完成です。
  シェラックは溶剤がアルコールで、乾燥時間は10分程度です。
  製作当日に、リビングに持ち込んでも、シンナー臭のしないお勧めの仕上げです。

★ 艶を出したい場合は、このシェラックを厚めに塗って乾燥したら
  オイルと専用の磨ぎ粉を使用しながら、磨きます。さらに薄めのシェラックを
  塗って、さらに磨くの繰り返しで回数を重ねるほど平滑度が上がり
  鏡面に近づいていきます。(ご参考)