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私の製作するスピーカーシステム用ネットワークにはアッテネータートランスを使用しています。
最高の音質追及には、チャンデバを使用したマルチウェイシステムが近道だとおもいます。
しかし、システムが複雑になるため、音楽鑑賞が第一優先で多くの機器の調整を好まない場合には
ネットワークの高音質化をしたくなりますね。
その場合には、アッテネータートランスはとても便利なのです。
マルチウェイシステムを各種イベントで、様々な環境の会場で設置&試聴を重ねております。
その際のバランス調整を音質の劣化を感じることなく自由に行えます。
※調整範囲が狭ければ、良質な固定抵抗による、固定アッテネーターも高音質で良いですね。
これまでに ATT-100W、ATT-200W、ATT-230W と音質と使い勝手を考慮しながら進化してきました。
当初は、家庭での使用限定で小型高性能を目指しましたが、大きな会場での試聴会も多くなり
初期のATT-100Wをクロスオーバー500Hz前後で使用するには、コアボリューム不足を感じました。
一回り大きなATT-200W を製作し、不満は無くなりました。
そして ATT-230W では
高能率ホーンと低能率のウーファー用に、30dBの減衰を可能にしました。
実は、BMS4591やBMS4540ドライバーは高能率のために、20dBの減衰ではギリギリなこともありましたので、これで怖いものなしになりました (^^)
※固定ATTとの組み合わせによる高減衰対応だと、内部結線を変更するなど面倒ですから。
残る課題は、高能率ホーンと同等の高能率ウーファーで使用する場合の低減衰対応です。
私の推奨するユニットでは低減衰の必要性は無いので、ATT-230Wのみ製作していましたが、
様々なスピーカーユニット/システムを高音質で楽しみたいという要望にも応えることにします。
市販品があるので特別に製作する必要も無いのですが、少しでも安価に提供できますから。
これにより、ホーンスピーカー以外のシステムでもアッテネータートランスの高音質化が可能になります。
前置きが長くなりましたが、そんな経緯で 最新型 ATT-220W の提供も可能なように準備をしております。
ATT-220W 調整範囲は -1~ー20dB 納期2ヶ月 価格はATT-230W同等
※-8dB以下の低減衰ではインピーダンス補正抵抗の接続端子変更での対応となります。
製作を依頼したARITOさんにて「減衰量による理想的な接続端子」の情報提供もいただきました。
暫くテストをしながら、煩わしくない運用方法を決めてゆきます。
15cm径ブビンガホーン+BMS4540nd と OmniMIC V2 で受け入れ検査中~
◎測定結果は以下の通り。 インピーダンス補正の効果が良くわかります。
これまでのように、補正抵抗接続は 0dB◇COM 固定で測定。
-4dBと-8dBについて、接続タップを推奨位置に変更。
これが、推奨接続端子の一覧表です。 !!ARITOさん、有難うございます!!