Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

自作 音響パネル について

これまでにお問い合わせが何件かありましたので いちど整理しておきます。
 
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私の自宅試聴室で使用している音響パネルは 近隣のオーディオ仲間数人と共同で
材料購入~加工組み立てを行ったものです。
サブロク9mm合板をベースに、4枚を 2回に分けて合計20枚ほど製作しました。
(幅900 高さ1800 というのは 完成状態で一人で運ぶのは少し辛いサイズですね。)
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 木材の材質は モアビ
   ラワンよりも硬くキメの細かい、桜に近い南洋材ですよ と購入した材木屋さんから聞いております。
 
 仕様は オーディオ仲間が その当時(13年ほど前)に市販のものを調べて模倣したものです。
 
安く済ますための自作だったのですが・・・・
結局、市販のものの50%ほどの材料費になってしまいました。
材料の中で 無垢材と サランネットが高額でした。
パネルの材料のラウンド加工のために、中心メンバーが10万円ほどの機械も購入しています。 
ですから、すべてを自作することは・・・時間も費用もかかります。
しかし プライスレスの作る楽しみを 存分に味わいました。
 
効果は・・・・
我が家では 吸音と拡散が上手くバランスされたことによるものでしょう。
とても見通しのよい、これまで聞こえなかった音が聞こえるようになりました
奥行きのある音場空間が広がるようになったという表現も出来るかもしれませんね。
少し間違うと 吸音し過ぎで寂しい音になってしまうので 設置の工夫が必要です。
 
<<これから、自作音響パネルを導入したい方へ>>
 サブロクの半分サイズくらい(幅450、高さ1820)で製作するのが良いでしょう。
 オーディオ仲間と一緒に共同で製作&設置をしながら改善効果を楽しむのがオススメです。
 
 そのために 
  1)外形加工(ラウンド または 面取り)をした無垢材供給 
    樹種は ポプラ、イエローバーチ、ウォールナット、タモ、チーク
  2)合板、サランネット、ニードルフェルトなどその他の必要資材のご紹介
  3)参考組立図の提供
 をさせていただくことは可能です。
 
 具体的なご相談は、ゲストブックからメールアドレスをご連絡いただき仕様の詰めを行います。
 近隣の方は、愛知県小牧市の工房での材料を見ながらの直接お打合せをお勧めします。
 
資金が許せば、美しい外観と改善効果を簡単に得られる、近隣の評価の高い専門店からの
市販のパネル購入がよろしいと思います。