Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

Lo-D HS400のお勉強(7)今後の方針を決める!

この取り組みはオリジナルXoverに組み込まれた10個近い補正回路の効果を確認しながら、補正回路無しSimple Xoverでの好音質再生を目指しています。

そして近いうちにプアマンズBORGとして新規エンクロージャーを製作する予定で、TweeterにはAMTPRO-4以外にオリジナルMH-35も活用します。

新規エンクロージャーでは、Tweeterを独立させてタイムアライメントを合わせますから、補正回路の追加判断は極力同じ条件が良いのです。


f:id:woodyallen:20240129214754j:image

f:id:woodyallen:20240129214748j:image

f:id:woodyallen:20240129214751j:image

Tweeter逆相になっているオリジナルXoverは、巨大な平面バッフルで追い込んだようです。しかし、独立Tweeterでタイムアライメントを合わせるプアマンズBORGでは、Tweeter正相で追い込みたいですね。

※ビンテージJBLのようにユニットが逆相だったりしたら悲しいので、念のため乾電池でチェックをしています ^ ^

 

先日、Lo-D HS400を愛用し改良に取り組んでおられる方からの情報があり、早速実行しインピーダンスとf特性の変化を見てみました。


f:id:woodyallen:20240129115514j:image

f:id:woodyallen:20240129115517j:image

 

インピーダンス・f特性(軸上100cm)ともに、少ないですが変化が見られますね。

 

色々と弄ったこともあり、再度インピーダンスの測定をしておきました。

 

さて、本日最大のテーマ「SimpleXover + 正相接続Tweeter + タイムアライメント調整でf特性はフラットに改善出来るか?」 結果はマズマズ (^^)

赤:Wooferに対してTweeterは同一面、茶:Tweeter2cm後方、青:Tweeter4cm後方

 

ATT用抵抗に2.2Ωを挿入して暫く音楽を聴いてみましょう。

緑:ATT無し、青:ATT2.2ohm

 

タイムアライメントのテストに使用したTweeterユニットは、13KHz以降の音圧が4dBほど低いことが分かりました。このくらいのバラツキはしょうがないですね。黒が、タイムアライメント・テスト用Tweeter(軸上100cm)

 

Tweeterのタイムアライメント調整により、SimpleXoverのf特性は大幅改善できます。

モヤモヤがスッキリしました! (^^)