この取り組みはオリジナルXoverに組み込まれた10個近い補正回路の効果を確認しながら、補正回路無しSimple Xoverでの好音質再生を目指しています。
そして近いうちにプアマンズBORGとして新規エンクロージャーを製作する予定で、TweeterにはAMTPRO-4以外にオリジナルMH-35も活用します。
新規エンクロージャーでは、Tweeterを独立させてタイムアライメントを合わせますから、補正回路の追加判断は極力同じ条件が良いのです。
Tweeter逆相になっているオリジナルXoverは、巨大な平面バッフルで追い込んだようです。しかし、独立Tweeterでタイムアライメントを合わせるプアマンズBORGでは、Tweeter正相で追い込みたいですね。
※ビンテージJBLのようにユニットが逆相だったりしたら悲しいので、念のため乾電池でチェックをしています ^ ^
先日、Lo-D HS400を愛用し改良に取り組んでおられる方からの情報があり、早速実行しインピーダンスとf特性の変化を見てみました。
インピーダンス・f特性(軸上100cm)ともに、少ないですが変化が見られますね。
色々と弄ったこともあり、再度インピーダンスの測定をしておきました。
さて、本日最大のテーマ「SimpleXover + 正相接続Tweeter + タイムアライメント調整でf特性はフラットに改善出来るか?」 結果はマズマズ (^^)
赤:Wooferに対してTweeterは同一面、茶:Tweeter2cm後方、青:Tweeter4cm後方
ATT用抵抗に2.2Ωを挿入して暫く音楽を聴いてみましょう。
緑:ATT無し、青:ATT2.2ohm
タイムアライメントのテストに使用したTweeterユニットは、13KHz以降の音圧が4dBほど低いことが分かりました。このくらいのバラツキはしょうがないですね。黒が、タイムアライメント・テスト用Tweeter(軸上100cm)
Tweeterのタイムアライメント調整により、SimpleXoverのf特性は大幅改善できます。
モヤモヤがスッキリしました! (^^)