Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

超低域再生の取り組み(7)2次試作のために

ここ数日、この由井社長のシミュレーショングラフ&レポートと睨めっこをしておりました。ちょっと文字が判読しにくいので、推測しながら (^^)

そして、なんとか意味が理解出来た気がするので、検証実験をしました。

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ユニットは市販品のまま変更しません。エンクロージャーの容積配分のみを変更します。

ドライバー用VB、パッシブラジエター用VF。

VF=30Lを半分に、必然的にVB=45L にて測定してみました。

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そして、シミュレーショングラフの再現が出来ました (^^)v

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この測定は、軸上50cmですが、実際にはマイクの長さ21cmを引くと軸上29cmなのです。

 

そこで、参考に軸上5cmのデータを残しておくことにしました。

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やはり超近接測定だと、シミュレーショングラフに より近付きますね。

ついでに、LPFの検討のためのデータも取っておきました。

小型システムには LPF無しで 30Hz~120Hzをそのまま再生する。

大型システムには 200Hz -6dB/oct のLPFを使用するような運用が良さそうですね。

 

これで、スッキリしました。

次は、試聴会に参加できる重量(約30Kg)で製作をしましょう。これは40kgもあり危険です!