昨晩から、エージングを兼ねて、ゆっくり試聴をしています。
使い込まれたと思われるビンテージユニット達は、組み立て後 3年ほど寝かせてあったエンクロージャーに馴染んでくれたようで、とても心地よく音楽を奏でてくれます。
ARITOさんの真空管アンプとの相性が抜群ですね ( ^ω^ )
そして、 f特性の最終確認を始めましたが、どうしても更に安定感のある音にしたくなってしまい・・・
オリジナルのネットワークを解体し、ターミナル~コイルとコンデンサ、そして配線材を交換、再組み立てをしました。
※測定・試聴の最中に接触不良が原因の不具合に遭遇しましたので、元から絶っておかないと、お客様のところで再発しますからね。
再組み立ての前に、回路定数の見直し。
オリジナルよりもf特性が改善され、2台の特性に差異が無いことを確認。
そしてシステムのf特性を近距測定・・・Lchは青グラフ、Rchは赤グラフ
若干、ユニットによると思われる差異が見られますが、お客様に満足していただける音質に仕上がったと思います (^o^)
<補足>
幅 600、高さ 355、奥行き 300ミリ
総重量 18.5kg/台 (オリジナルは20kg)
エンクロージャー材料
・バッフル:メイプル集成材25ミリ
・その他:アルダー集成材25ミリ
(オリジナルは、パーチクルボード19ミリと思われます)