平面バッフルを作成するので、簡易治具を作り始めましたが
途中まで作って、思い出しました。
2年ほど前に、径の微調整が可能なサークル治具を丁寧に作っており
工房の片隅で出番を待ちながら埃をかぶっていました。
エッジガイドという治具ですが、エッジに突き当てるガイドを取り外して
代わりにM5サイズのボルトを仕込みました。
これをルーターにセットしてやれば20センチユニット以上の穴は
ぴったりサイズで、きれいに空けることができます。
<使用上の注意ポイント>
①バッフル穴中心に4.8mm程度の小さめの中心穴とすること。
②決して、スタートSWを入れる前に、材料に切削刃を触れないこと。とても怖い目にあいます。
★私は、プロの木工家の方に各種電動工具の使用方法についての指導を受けました。
③切削量は材料の固さと刃の切れ味で差が出ますが、できれば低速で、2-3㎜ずつ削っていきます。
★この道具が一般的に流通しないのは、高額ということ以上に危険だからと思います。
私は、誤った使い方をした為に、指先が無くなりそうでした。
★取扱説明書や専門書で取扱い方法を事前によく理解する必要があります。
プロの木工家の方などに講習を受けてから導入してください。
今回のアウトレット家具が太鼓構造だったのでがっかりでしたが
精度よく平面バッフルができ上がりました。
次は、ちゃんと中身の詰まった板で作りましょう。