昨年12月のレコードコンサート用に製作したものをベースに
今後の標準タイプとして製作を進めております。
このネットワークの主なセールスポイントは、
1)扱いやすいウッドケース入り。比重約0.6と程よい重量の欧州ブナ集成材製。
2)部品交換が容易→ユニットや環境の変化に柔軟に対応
3)パワーアンプとの接続は、バイワイヤリング。よってバイアンプ駆動も可能。
4)小型高音質アッテネータートランスを2個搭載することで、チャンネルデバイダーで調整したような、フラットなf特性が実現可能。
※さらにべリンガーDCX2496やOmniMicとの組み合わせれば自作オーディオの楽しみが10倍ほどになるでしょう!!
まずは、現在製作中のBMS製ユニットを中心としたシステム用に
部品を選定し回路定数を調整したものを仮組み。
ケースの製作、部品手配から配置、配線作業とトッテモ楽しいですが大変ですから、
出来る限り製作の手間を省けるように工夫をしています。
< 高域:BMS 4540ND 中域:BMS 4592ND-MID 低域:TAD TL1601a >
そして、やっと設置まで完了したので、きょうは一日中 音楽三昧でした。
聴きなれた様々なジャンルの音楽を楽しみながら、アッテネーターのレベル調整を行い、「切れ味があって心地良い音」に仕上げました。
天井高2.5m 8畳間試聴室にて、聴取位置で測定したf特性が以下のとおりです。
< クロスオーバー 約520Hz、約3300Hz >
50~70Hz付近は、只今製作中の大型エンクロージャーでの改善を期待しています。
この状態で音楽を楽しみながら、暫くエージングですね~ (^^)