Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

板材キットの組み立て〜突板貼り(3)

突板貼り作業を開始しました。

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今週は集中して工房作業が出来ませんでしたが、落ち着いて少しずつ進めております。

<先行4個> 4+6+2=12H

試作から4年が経ち作業の注意点も記憶から消えていますので、最新の作業環境で落ち着いて作業手順を決めました。


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本体も突板も接着剤は二回塗り。特に本体の一回目は吸い込んでしまいます。そして突板は接着剤塗布のあと完全乾燥すると丸まってしまいます。その手前の半乾きで貼り付けるのが良さそうです。


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側板貼り付けの写真がありませんが、天板と両側板の木目は綺麗に繋がりました (^^)


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<残6個>3+4+1=8H

美しい板目の木目です。貼り付け順や方向が間違わないように番号振りと合わせマーキングをしながら丁寧にカット


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先行4個では接着剤の塗りムラの影響で、特に面積の広い側板で苦労しました。よってローラー刷毛をサイズアップ(2.5→10cm)しました。


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先ずは、底板&天板から貼り付け


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余分な突板をカットしながら、側板貼り付けのためにコーナー部を丁寧に仕上げました。


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追記 <貼り付け&仕上げサンディング> 8H

慣れて来たからでしょうね。翌日朝食のあと側板貼り付け開始。昼食を挟んで6台を完了しました。ローラー刷毛のサイズアップにより塗りムラは大幅改善。作業スピードアップになりました。


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0.3ミリの裏打ち紙加工の突板ですから、クリア塗装では小口の濃い色が透けて見えますね。ですから、仕上げは濃い目の着色塗装になります。


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側板も含めた合計作業時間は12+8+8=28Hほどになりました。

 

来週は塗装で完成予定です。