昨年春に製作し、エージングを進めてきた20センチダブルを中心にシステムをまとめました。
ネットワークは 日立V-Twinの際に製作した仕様を基本に16Ω対応をしております。
特性測定を行いながら検討を進めましたので、ここに記録を残しておきます。
測定時の配置は、このように音源を近づけて行いました。
(こうしないとクロス周波数付近の特性の暴れが多くなります)
2wayクロスオーバーは、一般的な抵抗式のアッテネータは音が痩せますので使用せず
アッテネータトランスと秘蔵のロシア製2段2回路23ステップのロータリースイッチを組み合わせました。
クロス周波数は 3KHz/16Ω 12dB/oct を基本とし、
試聴会終了後も大きな変更無く 1.5KHzクロス/8Ω で使用できるようにしました。
※端子台を使用して組み上げてあり、LCの定数変更が可能になっています。
こうすれば、組み合わせるシステムに合わせて簡単に部品交換が出来ますよ。
システム全体の特性は以下のとおりです。(HFアッテネータは▲14dB)
理論的に▲12dB/octのフィルターでは、HFを逆位相に接続するのですが
理論的に▲12dB/octのフィルターでは、HFを逆位相に接続するのですが
今回は正位相のほうが特性が良いですね。
もし、理由が分かる方が見えましたら御教授願います。
もし、理由が分かる方が見えましたら御教授願います。
ネットワークの結線ミスも考えられるので、両チャンネルの特性を測定しました。(ストレートで合格!)
★807大会参加者の方々のアンプの性能が、じゅうぶん発揮できますよう願っております★
<参考情報>
HF SELENIUM D2500TI ND
LF B&C 8NDL51-8