Ver.2からの変更点は
1)補正抵抗固定用の特別な加工部材を廃止
2)大型の補正抵抗取り付け可能に
※下の写真は16Wタイプの例
3)2)により長手方向のサイズは約10mm拡大
完成品の結線チェックを兼ねて測定
※6台が同一性能であることが確認できました。
今回の6台は、
「4wayデジタルマルチアンプシステム」において
ビット落ち/ノイズ対策の目的で依頼を受け製作しました。
対象ユニットの公称インピーダンス・SPL と オーナー様希望減衰量は以下の通り
低域 :16Ω 97dB
中低域:16Ω 113dB <113-97=16> 希望減衰量19dB
中高域:8Ω 107dB <107-97=10> 希望減衰量13dB
高域 :8Ω 110dB <110-97=13> 希望減衰量16dB
そして組み合わせるパワーアンプが全て同じ利得とすれば、
中低域用には ATT-230W(▲11~▲30dB)
中高域用には ATT-220W(▲1~▲20dB)が良いかもしれない
高域用には ATT-230W(▲11~▲30dB)
今回は、ATT-220Wは在庫が無いので、ひとまず全てATT-230Wとしています。
※オーナー様希望減衰量から判断しています。
但し、実際に使用してみないと判りませんから不都合があれば後日交換としました。
お役に立てますように!
<減衰レベル設定の具体例>
中低域用 ▲19dB
中高域用 ▲13dB
高域用 ▲16dB
※▲11〜▲30まで 1dBステップで調整出来ます
※ロータリーSWは便利ですが、長期信頼性と音質面で、電力端子盤を推奨します。