デジタルチャンデバのDelay機能を使用して調整してみました。
測定マイクの位置は近すぎても遠すぎても問題があります。
今回はバッフルから130cmの位置で調整してみました。
※高さは耳の高さに合わせています。
何故なら、複数のユニットからの音が耳に届くタイミングを合わせる訳ですからね!
OmniMicV2を使用してShortSinSweepによるWaveletチャートを確認しながら
赤い部分が二等辺三角形になるように低域にDelayを掛けていきます。
そうすると、Delay無し左の状態が、右のように調整できます。
調整値は0.9ms(31cm)となりましたが、目分量だと0.5ms(17cm)でしたから
ちょっと大きくなりましたね。
理由はマイク位置と音源位置が目分量とは違ったということなのでしょうけど
定在波や反射波の影響もあるかもしれません。
間を取って、0.7ms(24cm)で暫く楽しんでみます。
参考に、これが調整前(赤)と調整後(青)のf特性になります。
※マイク位置はWaveletチャートと変わらず。
天気予報どおり、先ほどまでの雨は上がってくれました。
明日から、工房製作活動を再開したいと思います。