Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

小型ホーンのf特性データ

カリンホーンで音楽をきけるようにセッティングをおこなう前に
ドライバはJBL 2407Hで固定し、ホーンカーブの違いが特性にどう出るか計測してみました。
 
けやきSpherical+平面バッフル
イメージ 1
 
ミズメSpherical
イメージ 2
 
カリンTractrix   うっかり 画像取り込みに失敗していますが・・・これなら良しとしましょう。
イメージ 3
このデータから次のことが言えるかも知れませんね。
 ※極厚無垢材のため材種の違いによる影響は無視できるとして。。。。
 
 1) ホーン長の長い Tractrixは 単体でもホーンロードが600Hz~5KHzに掛かっている。
 
 2) ホーン長の短い Sphericalは 単体の場合4KHz~5KHzにTractrixに対する特性の劣勢が認められるが
  バッフルマウントにより音圧上昇が見られ改善される模様。
 
 ※1KHz以上でのクロスオーバー、バッフルマウントでの使用であれば、どちらも特性の差は殆ど無い。
  どちらを選ぶかは 外観と実際の音質の好みで決めるのが良いでしょう。
 
今後、良い環境で特性の違いを検証する機会が巡ってくれば・・・・再度確認したいですね。
 
★ホーン単体フルレンジ試聴では ホーンが長いTractrixは 音が円やかになる感じも受けますが
 低域特性の違いによるものが大きいかも知れません。
 
音質についての もう少し丁寧な比較については、明日アップできるかな?