昨年は、2組の大型エンクロージャを送り出しましたが
今週初めから、本年最初の大型エンクロージャの製作を開始しております。
昨年同様、タモ集成材で製作します。
内容積 280L(実効約260L) バスレフタイプで
ユニットは、TAD TL1601a または GAUSS 4583A の予定。
オーナーさんは、大きいのがお好きなんです。
工房から1時間ほどのところにお住まいですから
音質調整は、試聴しながら時間をかけて行なう予定です。
板厚は前後バッフル35ミリ、フレームは30ミリでガッチリ補強します。
外寸は材料板取りの制約から 高さ900 幅700 奥行き600 となりました。
詳細図面を起こしてから、4ヶ月以上が経過してしまったので
いざ始めようとすると、様々な障害が・・・
そして、さきほど やっとのことで大型板材のカットが完了しました。
きょうは、もう金曜日ですよね~ (^^;
この時点の加工精度は、箱の組み立て精度に直結します。
カット後、寸法測定を行いましたが ±0.2mmほどに収まっていました。
!!!Very Good!!! です。
明日からは、焦らず慌てず
1)組み立て用ネジの下穴加工
2)側板の段欠き加工
3)バッフル取り付けフレーム用の溝加工
4)ユニット穴、ターミナル穴、バスレフダクト、そして運搬用ハンドル穴加工
5)バッフル取り付けフレーム製作
を順に行い、組み立て&接着へと進めていきます。
組みあがったところで、全体のバランスを見ながら
細部のデザインイメージを最終決定していきます。
このゴールデンウイークの爽やかな暑さと上手に付き合いながら
素晴らしい仕上がりになる予感がします (^^)