この製作が2022年の仕事納めになりました。天候と相談しながら、仕事始めは4日からを予定しております。
~JBL C39 Harlan用バッフルの製作~
<参考写真>ネット上の写真を無断借用させていただきました。
詳細は不明ですが、40〜50年前の20ミリ厚ラワン合板によるDIY手作りバッフルな箱だったようで、針葉樹合板18ミリ厚で製作依頼がありました。
まずは24ミリ厚のサネ付き針葉樹合板を提案しましたが、オリジナルに近い材料であることを最優先。9ミリ厚の2枚重ねとなりました。
早速、近隣のプロ向けホームセンターにて、綺麗な木目の材料を確保 (^^)
やはり24ミリ厚は、フシだらけでした。
まずは、型板の製作から開始。左右2枚の製作効率と、万が一再製作になった場合でも安心です。老父母の介護もあり昼間の作業が出来ないので、夜間に暖かなリビングで行いました (^^)
接着〜穴位置が決まれば、あとの加工は朝メシ前。実際には、柔らかな針葉樹合板は手強いんです。割れ欠けの無いように手間を惜しまず両面から穴加工をしています。軽いのが救い ^ ^;
ユニット穴加工が終わったら、雪の降る中 塗装を開始。細かい穴は塗装の後。
年末のお餅つきをしながら、仕上げ塗装。
オニメナットも打ち込む前に黒塗装。細かな穴加工&割れ欠け補修を終えたら、塗装が剥げないようにオニメナットを丁寧に打ち込みして、最終仕上げ塗装。
ウレタン艶消し黒にて綺麗に仕上がりました。反り防止のため見えない裏面も塗装仕上げしています。心を込めて製作しましたから、良い音を奏でてくれると嬉しいですね (^^♪
<追記 2023年1月26日>
無事に音出しができたようです♫
〜WE555用スタンドの製作〜
蓄音機クレデンザにWE555を組み合わせる際に、WE555を支えるスタンドの製作依頼がありました。
小物は接着不具合対策でリビングに運び込むのも腰痛にはなりませんから有り難いですね。
※WE555のような励磁ユニットは環境により高温になりますから、このような木製スタンドでは接着の剥がれの心配があります。理想はもう少し頑丈な構造で剥がれ対策のネジ止めが良かったかもしれません。万が一の時は、お客様からのフィードバックにより対策をするつもりです。
※WE555を設置した写真をいただきました。
2023年もよろしくお願い致します。