Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

40cm径カエデホーン3wayのレストア(1)計画

秋ですねー (^^) 暫く晴れの日が続くようですね~


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家の周りは稲刈りの真っ最中。我が家にも地元の新米がやってきました。昨年のお米が残り一週間ほどでしたから、間に合いました ^ ^

 

さて、arunas001さんのところに嫁いでいた大型ホーン3wayシステムでしたが、訳あって1年以上前に里帰りしております。

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春に倉庫から運び出し、組み立て設置して音出しを始めましたが、ウーファーユニットの不調が発覚。。。対策はユニット交換。その後は夏の暑さと多忙で放置状態でした。

 

やっとレストアに取り組みます。課題は4つ

1)40cm径カエデホーンの経年収縮が見られるので、再研磨~再塗装。

※同時期に製作した34cm径カエデホーンでも同様の症状がありました。輸入材ハードメイプルでは問題は無し。自然乾燥・国産カエデの問題。カエデの自然乾燥は欅同様時間がかかるようですね。

2)Xoverネットワークを一般的なバナナ端子対応に改造

※現状はケーブルは直引き出し。これをバナナ端子に変更し扱い易くする。

3)ウーファーサランネットは現状ユニット周りのみカバー。スタイリッシュに変更。同時に、フロントバッフルの再塗装もするかもしれません。

4)ホーンスタンドの40cm径対応と再塗装。納入当初は46cm径ホーンだったのです。

※手間を掛けたカエデホーンだったので一般への販売をしたくなかったのです。

 

<まずは現状確認>

軸上150cm f特性とインピーダンスを測定してみました。

どういうわけか、Midホーンの低域側の肩特性が異常です ^^;   総合f特性の300Hz付近のレベル低下の原因のようです。

このネットワーク。帰還後に他のホーンの実験に使った際に弄った影響かなぁ。。。記憶があいまいです。

★初心に還って、回路の確認をしながら再度組みなおしするのが一番の近道でしょう。バナナ端子を取り付けて、接点清掃も出来ますからね。

 

回路定数と配線確認〜再測定では問題無し。


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サクッと解決したかったのですが、なかなか手強そうです。 

ちょっと作戦を変更するかもしれません。

 

〜続く〜