Woody&Allen工房

銘木無垢材オーディオ木工の記録

JBL 2450J-1 ダイヤフラム交換など(1)

昨年入手した 4本の2450J-1 

 

うち2本が、ダイヤフラムエッジの大きなクラックが見つかりました。f特性の確認で異常がみられ気が付きました。

 

ダイヤフラムの交換などで改善出来ないか、今後少しずつ取り組んでいきます。

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1)ダイヤフラム交換

オリジナルのJBL 2440用は高価で手が出ません。

ヤフオクで評価の高い、少し安価なもの」と「高級品のラジアン1245」を用意。

 

まずは、少し安価なものの実力を確認します。

交換後のスイープ音チェックでは、特に歪などは気になりません。

ホーンを取り付けて「ピアノ曲」を聴いていますが、良い感じです。

あとは、特性のバラつきが気になりますね。

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暫くエージングしてから、交換前のf特性と比較してみる予定。

※10年ほど前に試した安価なALTEC 288用からは、格段に品質向上しています。

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2)ウレタンスポンジをエプトシーラーに

ダイヤフラム交換の ついでに交換したら?

高級な10ミリ厚エプトシーラー を用意。

オリジナル交換無しと比較します。

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聴感比較では問題は感じません。f特性測定でも差が無いことを願います。

しかし専用の交換スポンジの高額なのには驚きますよね。

 

3)2450J-1 ギャップの磁性流体除去

細かく切ったキムワイプで綺麗に取り除きました。

異常に粘度が高かったので、これがエッジ割れの原因かもしれません。


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ユニット設計プロからのデメリット指摘ありますから、

用意した新しい磁性流体は、ひとまず使用しないことにします。

 

つづく